昔々mixiってSNSサービスがあったじゃん
(今はモンストの会社だって思ってる人が多いけど)

そん時、世の中では日記を書くのが大ブームだったのさ
結構頑張って書いてたね恥ずかしい日記を

今ではアカウント消してしまったので
その黒歴史を誰も見る事ができなくて
なんとなく寂しいので匿名日記サイトはてなブログに
いくつか書き残しておくよ…
最近考えてるくだらない事も書こうと思うよ。

日記の題名「牛が運ばれて虎が死んだ」は当時加入していた
スノーボードチームの名前だよ

たぶんもう少ししたらジャスティンビーバーがこのブログの事
ツイッターでつぶやくと思うんだ。

バレンタインデー

既婚者だし

おじさんだし

しかもその上、だらしなワガママボディなので

今日という日は、全く俺には関係無いんだけれども

 

あえて乗る地下鉄を1本遅らせた。

いきなり知らない人からチョコ貰うとか緊張しちゃうので

(チョコ貰った事ないけど)

おかげで、会社遅刻した。

 

あと昨日は

わざとニンニクいっぱい食べた。

強烈な臭いで、女子に話しかけるチャンスすら与えない。

 

しかも今日の俺

ジャンケン チョキしか出さないから。

 

妄想日記-映画みたいな恋したい(2005年10月05日)

いいかげん
この年になると
コンパなんて
ときめかないし
ただの人数合わせで
呼ばれる事が多くなった

もちろん
やる気なんて無いので
「えーリョウさんって何処に住んでるんですかー?」
なんて質問なんかにも

「いや、ちょっと人には言えない所だよ」

「気になるぅードコドコ?」

「ん?ウサギ小屋、そう小学校の。」


大抵こう言えば
コイツ変だってと思われ
その後は
「次、何飲みます?」か
「皿、取ってもらえます?」
以外話しかけられない。


でも
白いフワフワした服を着た
その子は、ちょっと他の子とは違った

「えーリョウさんって何処に住んでるんですかー?」

「いや、ちょっと人には言えない所だよ」

「気になるぅードコドコ?」

「ん?ウサギ小屋、そう小学校の。」

すると
鼻をつまみながら彼女が言った
「どおりでケモノ臭い訳だ。でもなんでそんな所に?」

「僕、貧乏だから。もちろん家賃なんて払えないし
 ゴハンも小学生が持ってくるウサギのエサを
 こっそり食べてるんだ。」

「そうなんだー。でもそんなに貧乏なのに今日は
 コンパなんて豪勢ね。」

「君たちみたいな綺麗な人達に会えると聞いて
 泣く泣く心の友、ウサギのミート君とディステニーちゃんを
 中央区のペットショップに・・・。」

「え?それって中央区の赤い看板のペットショップ?」

「そう、心配だな、あの2人今頃どうしてるだろう。」


それを聞いた彼女は
何故か泣きそうな目になり
ゆっくりと話始めた

「私ね、今日本当はコンパ来ないつもりだったの
 どうせ私なんか行っても相手になんかされないわってね。
 そう思いながら会社帰り赤い看板のペットショップの前を
 通ったの。

 そしたらとっても可愛いウサギちゃんが2匹。

 目が合った

 どうせ意味の無いコンパでお金使うなら
 買っちゃえって思って

 誰もいない家に
 家族が2人増えて嬉しかったわ

 なんかね
 それだけの事なのに
 私、勇気が湧いてきて
 今日のコンパに来たの

 その勇気をくれた2人の名前が
 ディステニー(運命)、ミート(出会い)・・・」
  









僕たちは
そっと、さっき飲み干した
空のビールジョッキで乾杯して

正露丸はウサギのフンかどうかで
喧嘩した。

サルミアッキの冒険(会社編)

フィンランド旅行へ行った友人から、お土産で

伝説のお菓子「サルミアッキ」をもらった

 

本場の「サルミアッキ」であり

しかも老舗ブランドFazer社のである

f:id:h_ryo:20170124182437j:plain

 

ソニープラザで売っている日本語のラベルが貼ってあるチャラチャラした

サルミアッキ」とは格が違うのである

 

友人から受け取った時に

お約束の1粒食べてみて「うわ、しょっぱい?あああゴムの味する!!」

という禊ぎも終わり

かといって病みつきになったから、残り全部食べようという勇気も無い

 

せっかくの本場お土産、このままにしておくのはもったいないので

色々な人に食べさせ、その症状を記録していきたいと思う

 

ルール

・強制はしない

・「サルミアッキ」を見せ

  可能なかぎり事前にインタ-ネットで検索してもらう

 

 

会社編

被験者:取締役営業部長(60代)

摂取状況:発見され「食べさせろ」と言われる

    (SNSでフォローされてて、サルムアッキ所持者だと事前に知っていた)

症状:食べた瞬間 「うえー」と言いながら

   口から出してサルミアッキの箱に戻そうとするも全力で止める

   再び口の中へ

   だが、やっぱり無理だとなりティッシュ

 

被験者:担当課長(60代)

摂取状況:先ほどの営業部長が、これ食べてみてと持って行く

症状:「変わった味がする」→「苦みがあるなぁ」と言いながら完食

 

被験者:後輩1(20代)

摂取状況:検索してもらい、めったに食べられないので食べてみる

症状:「食べたこと無い味ですね」

   「これ噛んでも大丈夫なやつですか?銀歯とれませんか」噛み始める

   「うわ!人工物の味がする!」 完食

 

被験者:隣の部次長(50代)

摂取状況:検索してもらい、めったに食べられないので食べてみる

症状:「うわ!ギブ!」30秒

   

被験者:同僚(40代)

摂取状況:検索してもらい、めったに食べられないので食べてみる

症状:「うわ!なんだべな?この味」「なんだべな?」「なんだべな?」

   「うわーなんて味だっけな?」どこかへ行った

 

被験者:別フロア後輩(30代)

摂取状況:検索してもらい、せっかくなので食べてみる

症状:「なんか…」「なんか…」「うわー」

   

 その後

噂が広まり

被験者がいなくなったので会社編は終了

 

会社内だからが

意外とみんなリアクションが少ない

というか最初の営業部長のインパクトが強すぎた

日記の題名色々

※芳子さんは、モテない僕の当時の妄想彼女です
 また桑田さんの曲とはまったく関係なく僕のほうが15年近く先です

 

「ほら、芳子、あれがしゃぼん玉だよ」「あんなに綺麗なのにすぐに消えてしまうのね」「美人薄命っていうからね」それを聞いた芳子は、おもむろに何かを作り始めた。「芳子!発明じゃないよ!薄命だよ!」(2007年06月22日)

 

俺の名前はコーン先輩 お昼になるとやってくる ご飯の代わりにコーンスープ 背中の哀愁とコーンの匂いが漂う 俺の名前は、コーン先輩 「先輩~口元にコーン付いてますよ~ パク あ、このコーン遺伝子組換だ」(2007年06月29日)

 

夕日を眺めながら僕は芳子に聞いた「今夜の七夕何を願うの?」それを聞いた芳子は涙を浮かべながら「今年は私だけ叶わない」そう言って6個の夕と書かれた玉を僕に見せた「大丈夫だよ芳子、7つ目はほら目の前に」(2007年07月09日)

 

どうしたんだい?芳子「大好き」って書いた旗なんて持って走って…聖火ランナーの影響かい? 「だって子供の日が近いから…」「芳子こいのぼりはそういうい意味じゃないんだよ!」(2008年04月30日)

 

mixi以前

悲しそうな目をしながら芳子はいった

「鼻水ってね、脳の忘れた部分なのよ」

2000-02-15

 

( この人グラスがにごってるわ )

そう思いながら芳子は言った

  「 酒の一滴は、血の一滴 」

2000-02-20

 

芳子からひさびさに葉書が届いた

「 おとうさんの謎にせまる 」

その一言だけだった 

2000-02-22

 

芳子は時々寝言を言う

「 地面の下を、何か走ってるわー、走ってるわー 」

2000-02-24

 

「 私は、絶対雪祭りなんかいきませんからね 」

芳子、雪祭り

もう終わったんだよ

2000-02-26

 

「 ちょっと行って来るわ 」

そう言った芳子を受話器が吸い込んだ

2000-03-01

 

今日の晩御飯なにがいいかしら?

キッチンにタイルを描きながら芳子が言った

2000-03-07

 

テニスをしながら芳子はいった

「 死んだパンダの魂は

サッカーボールの中に住み着くのよ 」

2000-03-09

 

「 いったい、いつまで続くんだこの渋滞は 」

そういって、ハンドルをたたいた俺をみて

芳子は、突然、窓をあけ大声でこう叫んだ

「 ピーポーピ―ポー 」

 芳子、愛してるよ…

2000-03-12

 

夜景を見ながら芳子は言った

「 ボウリングでストライクを取ると

新しい惑星が又一つ誕生するのよ 」

2000-03-16

 

ピラミッドの写真を貼っていた僕に芳子は

顔を真っ赤にして言った

「 エッチね 」

2000-03-20

 

噴火した山をみて、喜んでる

おれのむなぐらを突然つかんで芳子は言った

「 マグマはね、この日のために地下で

どれだけ練習したかわかってるの!! 」

2000-03-31

 

長いトンネルを走っていると

徐々にちらつき始めた芳子はこう言った

「 ここ、電波の調子あんまりよく・な・・・ザー 」

「 芳子?よしこっ!! 」

2000-04-16

 

「 今日は、風がないねぇ

ほらっ雲だってまったく動いてないよ 」

それを聞いた芳子の顔は

一瞬氷つき、そしてすばやくなにかのボタンを

押したのがかすかに見えた


そして、また雲がうごきだした・・

「 風が、でてきたねぇ 」

2000-04-27

 

事件でもあったのか、検問で止められた。

ふと、芳子の方を見ると

笑顔で警官に紙切れを見せている

「 たすけて 」と書かれた…

2000-04-30

 

米びつの中にお米を入れようとして

自分も入ってしまい

身動きがとれない所に、りょうくんが帰ってきた

「 あれっ?芳子どこだ?・・まっいいっか 」

平静を装いながらも、たばこを持つ手は、震えてる

「 りょうくん、しばらくおわかれね 」

2000-05-16

 

3日ぶりに出張から帰ってくると芳子は

鏡の自分に向かってなにか、いっている

「 母さん、夏のボーナスがでたから

何かかってあげるわ 」

2000-06-17

 

臨時ニュースだ

またどこか外国で地震があったらしい

「 へー、コシヨ共和国なんてあるんだね 」

寝そべりながらそれを聞いた芳子は、突然立上がり

見たこともない軍服に着替えこう言った

「 ちょっと、タバコかってくるわ 」

2000-06-25

 

「 暑い、暑すぎるよぉぉぉぉぉ 」

ふざけて畳の上を転げまわったら

壁から突然出てきた無線に向かって

芳子は、こう言った

「 やっぱり、彼には無理だったのよ!!

 無理だったのよぉぉぉ!! 」

2000-07-23

 

アリに砂糖をやりながら芳子は

こう言った

「 人は、一生の内に310匹しか

アリを見ることができないのよ

2000-10-25

 

 

 

妄想日記-映画みたいな恋したい4(2009年10月21日)

とても懐かしい
感じがするスナック
マスターが気さくで
居心地がとても良い

付き合い初めて
3ヶ月目でやっと
あなたとなら
一緒に行ってもいいわと
彼女の隠れ家的な店に
(彼女はアジトと呼んでる)
連れてきてくれたのだ

奥のボックス席に偶然
同僚の青山と友人達が楽しそうに
飲んでいるのが見えたが
なんとなく声を掛けるのが
恥ずかしかったので
そのままカウンターに2人座る

桃子さんとは
歳が近いという事もあってか
ジェネレーションギャップについて
ほとんど気にせず話す事ができた

例えば
戦隊シリーズではどの色の役が良い?」
「レッド、ブルー、イエロー、ピンク
 グリーン?」

この質問は
最近僕のマイブームだ
世代が違うとグリーンがブラックになったりする

「えー?やっぱりピンクかな?
 女の子だし、名前が桃子だし」

予想通りの回答だ

「ピンクはさー大変よ
 紅一点だから表面上は
 みんなに平等に愛情表現しないとさ…

 本当はブルーとデキてるのに
 レッドにバレないようにしないと
 レッドがグレるだろ」

「俺はイエローがいいなー
 セリフがさ、腹減ったーとか
 ふへへ(またイエローおかわりかよ!と言われて)
 だけですむから」

楽しそうに話す僕を
にこにこしながらみてた
桃子さんがマスターに目配せしたように見えた

しばらくすると
手が空いたマスターが
船長みたいな帽子かぶって僕に近づいてきたんだ

「ちょうど先月イエローが死んでしまってさ…
 どうだイエローやってみないか?」

「え?」
ひょとしてさっきの話聞いてて
ノリの良いマスターがふざけてると
その時は思ったんだ

とりあえず様子見で
「んー」って悩んでいると

いつの間にか同僚の青山が
僕等の席の横に立っており

「危険な事も多いけど
 やりがいのある仕事だぜ」

と言いながら親指を立てていた


「紹介するわ、彼がブルーの青山さん」

桃子さんが背筋を伸ばし
ポーズをきめながら
同僚の青山を指差す

なにがなんだかよくわからないけど
桃子さんなりの
もっと仲良くなりましょうと
いう事なのかなと思い

「わかりました
 イエローとして頑張ります」

どうせなら
僕も悪ノリしちゃおうと

「でも、まさか最初から勧誘目的で僕と…
 ヒドイよ!桃子さんヒドイ!」

と泣きまねしたら


「違うわ!違うのよ!…」


カランコロン


入り口に向かって
「いらっしゃい、赤坂さん」と
マスターが少しわざとらしく言う


桃子さんは
はっとした表情になり小声で
「彼がレッドよ
 わかってると思うけど私達の事
 彼にはバレないようにしてね」


「ふへへ…」

山口さんちのツトム君(孤独死)このごろ少し変よ、どうしたのかな~?(2009年10月26日)

携帯の絵文字ってさ
違うメーカーの携帯に送ると
[めがね]とか[人差し指]とか
文字で表現されちゃうんだよね

ならば逆に
この[]の中の文字を変えてさ
どんな絵文字か想像したら
楽しいよね


題名 Re:おつかれ

本文

昨日はどうもありがとう[長州力

なんかさ最近隣の家から最近
すげー変な匂い?するんだよね[長州小力

隣のおじいちゃん
ゴミ捨ててないのかな…[めがねは顔の一部です]

今度
隣に注意しに行こうかと思ってるんだけど
一人だとおっかないから
一緒に行ってくれるとリョウ子嬉しいな☆
[わざと無くした結婚指輪]

あ、ついでに
リョウ子の家で
お茶してけばいいよ
なーんちゃって☆[3年会ってない孫]

あ、今、変なこと
想像したでしょ?[空っぽの冷蔵庫]

もぅー
ま、君とならいいけどね
キャー![乾いたご飯][乾いた漬物][乾いたツトム]

妄想日記ー映画みたいな恋したい 2 (2006年07月19日)

毎年
私が直接手渡したクジ券の中から数名の人が
億という単位の金額を手にするのだ

私は全国でも有名な宝くじ売り場の売り子
十代の頃から始めたこの仕事も今年で5年目になる

毎日多くのお客さんを相手にし
毎日同じ電車に乗り
一人ぼっちの家に帰り
毎日同じ時間に寝る

ちっとも幸せじゃない私
金銭的にとても幸福などこかの誰か

唯一の楽しみといえば
ジャンボの時だけ買いに来る
いつも同じ黄色いボロボロの
開運堂と書かれた
Tシャツを着た青年を見ることだ

そんなにカッコイイって訳じゃないけど
必死な顔をして、どもりながら
「バ、バラ十枚」という顔が
母性本能をくすぐる

今日は、サマージャンボ発売最終日
いつも来るTシャツの彼はまだ来ない
忙しく仕事をしながら
彼の事をずっと考えていた

結局、彼は現れず
閉店の時間になりシャッターを閉めようと
外へ出ると、向こうから待ちに待った青年が
ふらふらとこっちに向かって来た
今日は、珍しくピンク色のTシャツを着ている

「お客さん!早く!まだ間に合うよ!」
本来なら売ってはいけない時間だが
思わずそう叫んでしまった私

売り場の前に着いた彼は満面の笑みで
「違うんだ、今日はお礼を言いに来たのさ。」

「え?・・・て事は・・・」

「そうなんだ!当たったんだよ!1等2億円が!」

「おめでとうございます!よかったですねぇ」


 そういいながら、彼と逢えるのも
 今日が最後なんだなと悲しい気持ちをこらえ


「これから世界一周旅行でも行くんですか?」
 と聞いてみた

「もっと凄い事さ
 僕に宝くじを当てる力をくださった開運様に
 全部お礼として奉納したんだ
 そしたら開運様にとても褒められて
 なんとイエローステージから
 ピンクステージに昇格したんだよ」

「まぁ、それはおめでとうございます。
 あと上にはどれくらいステージがあるんですか?」

「ピンク、ブロンズ、シルバー、ゴールドだよ
 これからも頑張るよ!」





ああ、これからも彼に逢える

嬉しさのあまりゴールドの次に
プラチナステージを作るよう
本部にそっと指示をだした。